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第46期 名人戦 第4局(於:箱根強羅環翠楼)

  • 挑戦者前進か、名人追いつくか 囲碁名人戦、神奈川県箱根町で第4局が
    2021年9月28日(火)29日(水)に当館で開催されました。

    井山裕太名人(32)に一力遼天元(24)が挑戦する第46期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第4局は28、29の両日、神奈川県箱根町の旅館「強羅環翠楼(ごうらかんすいろう)」で打たれる。
    井山名人が第1局を制し、第2局、第3局を一力挑戦者が連勝して迎える。挑戦者が名人位奪取にあと1勝と迫るか、名人が追いつくか、注目の一戦だ。

    対局を翌日に控えた27日、両対局者は関係者と一緒に現地入り。午後5時から対局室検分に臨んだ。検分後には両者に一人ずつインタビュー。
    井山名人は「先行される形になりましたが、あまりそこは気にしていないというのが正直なところ。今できるベストの戦いをできるように全力を尽くすということにつきます」。

    一力挑戦者は「2局目、3局目と苦しいながらも勝ててほっとした。8時間の碁は他と感覚が異なる。内容的には納得いかない部分もあるので、ここから上げていかないといけない」と話した。

    持ち時間は各8時間の2日制。名人の先番で28日午前9時に始まり、同日夜に打ち掛け。29日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。

    (以上、朝日新聞デジタル/2021/9/21より転載)

日本棋院 公式HP(棋戦の概要及び勝敗の詳細経緯など掲載)

  • 肝といわれる偶数局の舞台は、箱根の「強羅環翠楼」。
    名人戦は初めてだが、1954年に第9期本因坊戦、高川格本因坊対杉内雅男七段(当時)の第5局が打たれ、宿には当時の写真が飾られている。
    「歴史を感じる趣のある宿。少しでもいい内容の碁を打ちたい」と名人。

    (以上、朝日新聞/2021/10/24より)

木々が茂る庭園「華清園」での撮影と記念の品々

(左)一力遼天元(中央)当館 白田支配人(右)井山裕太名人(左)一力遼天元(中央)当館 白田支配人(右)井山裕太名人
封じ手封じ手
記念色紙記念色紙
封じ手 とは
囲碁(将棋,チェス)の対局を途中で中断する場合,次の一手を用紙に記入し厳封して立会人に預ける。その手を封じ手といい,対局再開のときに開封して着手する。普通は2日制の対局に用いられ,1日目が終了するときに封じ手が書込まれる。持ち時間制における対局者への公正を期ことがその目的。 開催日には、強羅環翠楼の大金庫で大切に保管され、翌日に立会人もとに開封されました。

対局会場とお二人の自室

<対局室> 昭和天皇もご宿泊された錦華亭<対局室> 昭和天皇もご宿泊された錦華亭
井山名人 自室井山名人 自室
晴旭(せいきょく)の間
一力天元 自室一力天元 自室
三亭(さんてい)の間

当館でのスナップ写真・・対局室 錦華亭に向かう お二人

名人戦 井山裕太名人 一力遼天元

ご昼食とフルーツ

報道関係者 控室

ご滞在記事(朝日新聞)

映像記録(YouTube)

【第4局1日目】

日 時:2021年9月28日(火)9:00~ 場 所:神奈川県箱根町「強羅環翠楼」

【第4局2日目】

日 時:2021年9月29日(水)9:00~ 場 所:神奈川県箱根町「強羅環翠楼」

【第7局2日目/最終戦】

日 時:2021年11月5日(金)9:00~ 場 所:静岡県河津町「今井荘」

日本棋院 公式HP(棋戦の概要及びなど最終結果など)